レースはダイワスカーレットが58秒7というハイペースで逃げるが、
途中でトーセンキャプテンに絡まれる苦しい展開。
直線でウオッカに交わされたときは、このままズルズル後退するかと思ったが、
そこから差し返してきわどい勝負に持ち込んだ。
GCでゴール前の静止画像を見たときは、わずかに残したように見えたが、
長い写真判定の末、ウオッカがハナ差だけ差し切っていた。
ウオッカはディープスカイと併せる形になったのも幸いしたのだろう。
故障明けのぶっつけ、初コースなど不利な条件が重なった上で
ここまでやったダイワスカーレットは負けて強しだが、
やはり負けてしまってはすべてが言い訳になってしまう。
3歳代表のディープスカイはクビ差の3着に食い込み、
古馬と十分互角に戦えるところを示した。
最強牝馬2頭にここまで迫ったのだから、今後がますます楽しみだ。
レース後のインタヴューでは、武騎手の嬉しそうな顔が印象的だった。
今年初めての芝GIタイトル、そしてウオッカでの初勝利。
宿敵ダイワスカーレットを競り落としての勝利だけに、喜びもひとしおだろう。
これでウオッカのGIタイトルは、阪神JF、日本ダービー、安田記念、天皇賞の4つになった。
一方のダイワスカーレットは、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯の牝馬限定GI3つ。
実績的には、ウオッカが完全にリードした感がある。
奇しくも同世代に生まれた稀代の名馬2頭。
ぜひJC、あるいは有馬記念で再度、両者の対戦を見てみたいものだ。
東京11R 天皇賞・秋(GI)
1着 14 ウオッカ 1:57.2 レコード
2着 07 ダイワスカーレット ハナ
3着 02 ディープスカイ クビ
4着 16 カンパニー ハナ
5着 03 エアシェイディ クビ
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